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模型造りが大好きなおっさんモデラーと飼い猫のblogです。

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1/35スケール T34/85 【下】

 昨日の未明、ブログを書くのに色々調べましたが、ロシアのマケット社から出ているT34/85が、『戦争のはらわた』に出てきた車輌に近い様です。
 「近い様」と書いたのは、T34/85も製造された工場により微妙に車輌の形状が異なる様だから、断定できないと思いました。
ある人によると、『戦争のはらわた』に出てきたT34/85は、チェコ製かポーランド製ではないか
という話です。

 さて、キットの方ですが本当に良くできた素晴らしいキットです。

          T34/85(1)

 あ゛、私の作品というワケではなくてですね。

          T34/85(2)

 私は、『戦争のはらわた』に出てきた戦車を再現するべくウェザリングを徹底しました。
前回の劇中の画像を見て頂ければ分かる様に、T34/85が白っぽいんですよ。
戦場で泥まみれになって、それが乾いて白っぽくなっているのです。
所々、下地の緑色(ロシアングリーン)が分かります。
塹壕を越えて荒々しく接地した時など、車体にこびりついた乾いた泥がドッと落ちたりしていました。

          T34/85(3)

 実はこのキット、ブログを書くのに前に作った物を戸棚から引っ張り出してきたので、
記憶が定かではないのですが、ラッカー系のロシアングリーンの下地に対して、
一度エナメル黒でウォッシングします。それからアクリル系のバフをざーっと塗りたくり、
暫く乾かしてからアクリル溶剤を用いてバフを落としていきます。
 そして、それからドライブラシなどで色調を整えていきます。

          T34/85(4)

 この違う系統の色を重ねるのに、ラッカー系、アクリル系という方法は時々使っています。
かなりの汚しが必要な時などです。
以前、このブログでも紹介しましたイタレリのタイガーⅠ(北アフリカ仕様)も
この方法で塗装しました。
 ただ注意すべくは、アクリル塗料の乾き具合で、塗装後数十分と塗装後数日とでは、
溶剤をつけて落とす際の落ち具合がかなり違ってきます。この辺、まだ私の経験不足というか、
私の経験則も整理されていないところです。

          アイアンマクロス

 『戦争のはらわた』に出てきた泥まみれのT34/85、上手く再現できたでしょうか?

1/35スケール T34/85 【上】

 いよいよこの映画を採り上げる日が来ました。って大袈裟ですかね。

 『戦争のはらわた』(77年・英国=西独合作)。原題は『Cross of Iron』、ズバリ『鉄十字』です。
この映画については既に多くの方が、自身のサイトで熱く語っています。

          『戦争のはらわた』DVD

 ストーリーその他もネットで簡単に検索できますから、
小生の下手な解説よりずっと情報が得られますので、「戦争のはらわた」で検索してみて下さい。
 おおむね「戦争映画の最高傑作」という評価です。
しかし、ホラー映画みたいな邦題は小生も嫌だなぁ~。

 模型の話をする前に、装備品の考証として問題点と言われるのが

〔1〕 T34/85戦車の本格採用は1944年なので43年が舞台の本作に登場するのはおかしい。
〔2〕 劇中ソ連兵が被っているヘルメットは、実はイタリア兵のものである。
〔3〕 四連装20㎜機関砲が載せられているハーフトラックは米国製M3(orM2?)。
…当時のユーゴではOT800とかは手に入らなかったのでしょうか?

 …等々です。そこで今回、模型で表現するのは下記の車輛です(強引に話を繋げます)。

          T34/85

 言わずと知れたT34/85戦車ですね。格好良いです。T34/76より好きです。

 先ず、ソ連軍が人海戦術で攻めてくるのを主人公・シュタイナー軍曹(ジェームス・コバーン)らの活躍で撃退。
 その間、シュタイナー軍曹は負傷して病院へ。そして帰隊しますが
シュトランスキー大尉(マクシミリアン・シェル)の鉄十字章授与に協力しなかったので
陰謀により前線に取り残されます。そしてこのT34/85戦車が束になって反撃してきます。

          T34/85(2)

 朝の霧がサーッと晴れて、このT34/85が至る所に待機していて
次の場面でゴーっと動き出してくる…その間、無線が通じず
シュタイナーたちは取り残された事に気付く…。上手い演出です!さすが!

 また、当初は冷静に反撃していたシュタイナーの小隊ですが、押し寄せるT34/85の群れと
随伴歩兵の攻撃を支えきれずに撤退する場面の描写もとてもリアルです。

          T34/85(3)

 この映画に出てくるT34/85ですが、上の写真の車輛は砲塔の上部にあるベンチレーターが
前部と後部に分散配置されたタイプですが、他のT34/85は、多くの模型と同じく、
後部で平行して並んで配置されたのと2種類出てきます。

          T34/85(零)

 本当は、砲塔のベンチレーターが前後に別れたタイプを造りたかったのですが、タミヤ、ドラゴン、イタレリ(ズベズタ)…と各社で発売されているのが、全て“後部平行型”でした。

 詳しい製作記事は【下】に続きます。キットはドラゴンのものです。

検証?『地球防衛軍』

 今回は、またまた東宝の特撮映画『地球防衛軍』(1957年東宝作品)の話です。

          地球防衛軍ポスター

 この映画の売りの一つは “総天然色”。
製作の田中友幸氏(後に東宝取締役)や特技監督の円谷英二氏は余程嬉しかったのか、
この映画は宇宙人の衣装だ何だとやたらとカラフルです。
 勿論、ミニチュア・ワークも観ていて楽しいのですが、ちょっと今回はケチをつけちゃおうかな

正体不明のM4→『地球防衛軍』シャーマン2

 これは映画のワンシーン、ミニチュアですが、足回り(キャタピラ)に御注意を。
下の模型や実車の写真と全く違うのです。この足回りは、M24“チャーフィー”戦車のものです。
 この画像を見て頂けるとお判りかと思いますが、映画で使用されたミニチュアの足回り、
キャタピラが変です。
 M4A3E8“イージーエイト”とM24“チャーフィー”は大きさも違います。

          M24との比較

 模型を造っていて感じたのですが、
M4A3E8のHVSSと呼ばれる水平型サスペンションは造るのに時間を要しました。
 これは私の推測のですが、『地球防衛軍』撮影時、スケジュールが迫って造るのが大変なので
M24戦車の足回りを流用してしまったのではないでしょうか?

 でも、何か変なんですよ

 まるで、上半身は貴乃花親方なのに下半身は花田勝氏というか、
 そんな取り合わせなんですよ(って、かえって分からない?)。

 円谷英二さん!これ、何とかならなかったんですか!?

 でもしかし、この『地球防衛軍』って地球防衛軍なのに自衛隊しか出てこないんですよ

 前にも書きましたが、何故か第五遊星人“ミステリアン”は、富士の裾野の自衛隊の演習場や
駐屯地に近い所にピンク色に光るドーム(上の写真中央)を建設しちゃうんですよね。
 これじゃまるで、盗人が火付け盗賊改め方の役宅の側に盗人宿を設けるのと同じなのですが、ま、相手は宇宙人と言う事で、多分考え方が違うんでしょう

 まるで、中国人と日本人とが考え方が何かと違うとされている様に…


1/48スケール 99式艦上爆撃機 【下】

 さてキットの話に入りたいと思います。

 1/48スケール、いわゆるヨンパチではフジミとハセガワからキットが出ていますが、
あえて今回はフジミのキットにしました。

 なぜか?箱絵に惹かれたから。箱絵は小池繁夫・画伯の手によるものですが、
小池画伯の描く飛行機は実に美しい!思わず箱絵だけでキットを購入したくなります。

          九九式艦爆・箱絵


 そして箱絵の様に美しい作品をつくりたい…と思うのですが。

          九九式艦爆〔1〕

 キット自体は、キャノピーを開いた状態にしました。フジミのキットでは一体成形です。
キャノピー開でしたらハセガワのキットの方が良かったのですが、
あえてフジミのキットにしました。結局、ミニのこぎりとカッターナイフで切断しました。

          九九式艦爆〔2〕

 ラッカー系灰緑色の単調な塗装なので、当然墨入れをしました。
一部で墨入れしたエナメルのフラットブラックが拭き取りきれず(?)
残ってしまいムラとなってしまいました。

          九九式艦爆〔3〕

 こうして写真を載せていて申しますのも何ですが、自分としては出来に満足できず。
次回はハセガワのキットで挑戦してみます。

 ところで99艦爆のメーカーは、「愛知」。
「愛知」の技術はドイツのハインケル社のものだそうです。
そういえば、99艦爆の主翼の形状ってハインケルっぽいですね。
 このメーカーは戦後も存続していますが、飛行機の生産はしていません。
しかし、「ヂャイアント」というオート三輪(「ジ」じゃなくて「ヂ」!)や
「コニー」という軽自動車を製作していた事があります。

もちろん、コニーだよぉ→コニー
 
 私の子供の頃は未だコニーは、その辺を走っていました。
 自動車の好きな方に「コニーって知ってる?」と訊いても知らなかったりしますが、
50代以上の方ですと「あー、あった、あった!」と思い出してくれます。
 お蕎麦屋さんや左官屋さんが仕事用に使っていたっけ。
 現在は日産系の部品メーカーです。

 うーん、夏草や強者どもが夢の跡。…おぉ、もう秋だけれど。

注意:今回のカテゴリ分けは「空のお話し」です。
    【上】は「映画に出てきた飛行機」となっております。

1/48スケール 99式艦上爆撃機 【上】

 今日御紹介するのは、フジミの1/48スケール99式艦上爆撃機です。

99式艦爆箱絵


 何か戦争映画の話も絡めようかと思いましたが、戦後の映画に99艦爆らしきが登場したのは、
『トラ・トラ・トラ!』(70年)からです。
 〔↓〕手前から2番目の機体は、AT-6テキサン改造の97式艦上攻撃機です。念のため。
トラトラトラ


 『トラ・トラ・トラ!』の映画パンフレットによると、当初映画の制作陣は南洋の島々に残骸として
放置されている零戦や99艦爆をレストアして飛ばすという計画があったそうです。
 しかし、費用と時間がどの位掛かるか分からないというので止めたらしいです(当たり前と言えば当たり前なんですけれどね…)。
 AT-6テキサン改造の零戦や97式艦上攻撃機とともにBT-13、BT-15改造の機体です。
練習機からの改造ですから、99艦爆お家芸の急降下は出来ません。

 一部マニアからは「急降下しない急降下爆撃機」なんて言われております。

 んがしかし、実機と間違わんばんりの出来でした。

この場面は、観客の期待通り鉄塔が爆撃されて倒れます。→ミッドウェイ


 出演映画は『ミッドウェイ』(76年)、『ファイナルカウントダウン』(80年)、
そして悪名高き『パール・ハーバー』(2001年)。
 あとチラリとですが『硫黄島からの手紙』の最初の方で栗林中将(もちろん渡辺謙)が
赴任してくるときにも駐機していました。
 他の“出演”映画があったら知っている方、御教示下さい。

『パール・ハーバー』の一場面→パールハーバー
 
 ちなみに改造は当時まだ一部米軍が使用していた東京・調布飛行場のハンガーで行われ、
FAA(連邦航空局)検査官たちあいのもとで飛行試験が行われました。つまり米国籍の民間機で、今でもときどき航空ショーにも参加するようですが、普段は誰が所有・保管しているのだろう?

 製作記事は、【下】に続きます。

1/48スケール ユンカースJu87Gスツーカ“タンクバスター”

 さてさて、私の好きな飛行機のひとつがこのユンカースJU87“スツーカ”です。

Ju87G箱絵

 初期型のB型よりどちらかというとD型の方が好きですが、
今回はG2型を製作してみました。

Ju87G(1)

 キットは、ハセガワの1/48スケール。
最近、1/32スケールも発売されましたが、私は未だ購入していません。

 G型は、 D型の対戦車攻撃機型。ダイブブレーキをはずして、
代わりに翼下に37mm機関砲を1門づつ装備しています。
「カノンフォーゲル(大砲鳥)」「タンクバスター」とあだ名されました。
 その為、D型とはまた違う姿、大砲鳥の名に相応しい
威厳に満ちた姿となっております。

Ju87G(2)

「大砲鳥」、「タンクバスター」…どっちも良いあだ名だなぁ。

 キットの塗装は、ルーデル大佐仕様となっております。

Ju87G(3)

 手元にサンケイ出版・刊『第二次大戦ブックス59 ユンカース急降下爆撃機
―ドイツ空軍の電撃兵器』(1974年)という本があります。
 その本によると、現存するスツーカは僅かに二機。
アメリカにB型がイギリスにD型がそれぞれ一機あるにすぎないそうです。

 アメリカのB型は、ウィスコンシン州フランクリンにあるFAA航空博物館に
展示されています。
この機体は1941年冬に捕獲され、
レベル社のキットの箱にもその話が添え書きされていたとか(知ってる?)。
リンドバーク社から出ていたキットはこの機体を参考にしています。

 イギリスにあるD型はウェールズのセント・アタン基地に展示。
42年11月に捕獲された機体だそうです。

 いずれにせよ、情報が古いのでこれら貴重な展示機が
博物館の事情で他の博物館に移転している可能性もあります。

Ju87G(4)

 幸運にもこれら現存機を見る機会が有った方、詳細を教えて頂ければ幸いです。 

北の国に出張

 私事で恐縮ですが、11日より今日まで札幌に出張してきました。北の国と言っても、
将軍様が居る国ではありません。念のため。
 時間があれば札幌の模型店とかのぞいて来ようかなと思うのですが、
なかなかいつもそういう時間が無く、残念です。
 以前、「あいの里ホビー」さんから通販で購入したことがあるので寄ってみたいのですが、
ちょっと市の中心から離れていて果たせずにおります。

新千歳のボーイング777-300

 さて写真は新千歳空港にて、搭乗手続きを終え出発ゲートに入場してから撮した写真です。
 機種はボーイング777-300でした。勿論、私が乗った飛行機です。
すいていたのでくつろげましたが、やはり少し揺れました。
 飛行機に乗るのは苦手です。

 最近、軍用ばかりではく民間機にも少し興味がでてきましたが、
最近の新しい型ではなく、既に退役した機種とかを造ってみようと思っております。

 ところで、レリアンのCM。久石譲のBGMに天海祐希さんが
颯爽(さっそう)と飛行場を歩いているのですが、
後ろに写っている飛行機は何でしょう?サーブ340かな。
フォッカーやドルニエではないのは確かなんですが。

1/35スケール M4シャーマン“ファイアフライ”Ⅰc【下】

 さて、【上】でも書きましたが、この映画は本物らしきファイアフライ戦車は
2輛程度しか映画には出ていません。
 下の写真、一番前が、本物の“ファイアフライⅤc”。二輛目M4A3E105mm装備に長砲身ごまかしタイプ。三輛目はM4A1、四輛目M4A1E8、五輛目M4A3“キングコブラ”。
『遠すぎた橋』その1

 現存する車両は少なく、後はM4シャーマン戦車の長砲身タイプを出して誤魔化しています。
それでも本物の戦車は5輛程度。あとは全て張りぼての様なのです。
 長砲身のシャーマン戦車“ファイアフライ”を再現するべく、
似た様な車輌をヨーロッパ中からかき集めた様ですね。

 さてさて、私の模型の話です。

ファイアフライⅠcその1

〔↑〕ファイアフライⅠc
 1/35スケール。この戦車のフルキットはドラゴンから発売されていました。
 先日スポット再販されたものの、絶版のようです。
上はレジンの改造パーツと既存のキットの掛け合わせ。
車体下部はタミヤのM4。車体上部と砲塔はベルギーはバーリンデン社製のレジン・キット。
砲身はドラゴンの余り物を転用。

ファイアフライⅠcその2
〔↑〕 このころの英軍の戦車って、
戦車の前にゴタゴタと荷物を沢山積んでいます。
 映画でも忠実に再現されていましたが、
私も真似して予備のキャタピラと転輪、木箱など積んでみました。

ファイアフライⅠcその3
〔↑〕このファイアフライⅠcは、
車体全部を鋳造タイプとハイブリットしてあり、失敗した整形手術の様に溶接後が残っています。
ここに鉄板を貼り付けて、「補強」してあるのだが、
「ここが弱いですから撃って下さい」とわざわざ教えている様なもの。
「馬鹿ぢゃーん、頭悪ーい!」(←ギャル風に)

『遠すぎた橋』その2
〔↑〕偽ファイアフライ…車体の下に謎の黒い陰が…。
これは、フォルクスワーゲンやランドローバーの上にグラスファイバーの張りぼてを乗せたから。
今ならCGとかで消せるんでしょうが。

 一部ミリタリー・マニアや映画ファンから酷評されている『遠すぎた橋』。
 “ファイアフライもどき”もそうですが、橋が多すぎて、分からねーというのが、
一番の理由の様です。
それよりもこの映画の大道具さんの苦労を私は評価したいです。

 私はこの映画をあと2回は取り上げたいとおもっているので
皆様、宜しくお願い申し上げます。

1/35スケール M4シャーマン“ファイアフライ”Ⅰc【上】

 模型を造りながら映画を考察する本コーナーは、『遠すぎた橋』(77年)に出てきた
M4シャーマン“ファイアフライ”戦車をお届けです。
ファイアフライⅠc


『遠すぎた橋』とは?

『遠すぎた橋』


〔↑〕『遠すぎた橋』のパンフ

★リチャード・アッテンボロー監督。
 1977年公開の多国籍映画。史上空前の製作費3,000万ドル(90億円)
を投じ、巨大なスケールで描く待望の一大戦争スペクタクル巨編(だそうだ)。

★登場俳優陣も、ショーン・コネリー、ジーン・ハックマン、
ロバート・レッドフォード、マイケル・ケイン、などなど、“各人がハリウッド
のA級映画で主役を張れる大スター”(まま)が多数顔を揃えている。

★その他、動員された人員18万人、使用された軍用車両380両、
軍用機470機、火砲720門、ライフル1万9,840丁。

★ロケ地は、実際に作戦が行われたアルンヘムを含めて123ヶ所に登り、
さらに、英第16空挺師団、ベルギー・ロイヤル・パラシュート師団、
デンマーク空軍、フィンランド空軍、NATO軍の協力も得ていると言う
文句無しの超大作(だそうだ)。

★物語は、1944年9月の“マーケット=ガーデン作戦”を題材にしている。
ノルマンディ上陸作戦が成功して3ヵ月後、英米を中心とした連合軍は
オランダのアーンエム付近に、空からの空挺部隊によるマーケット作戦、
ベルギーからの陸軍機甲部隊によるガーデン作戦を敢行し、
アーンエム橋を占領、一気にドイツヘの侵攻を試みようとしたのである。
作戦の規模は、ノルマンディ作戦をしのいでおり、4つの橋をつぎつぎ占領し、
連合軍ははじめ有利に戦闘をすすめていたが、
地形の悪さ、作戦のねり方の不足など悪条件が重なり、
結局この作戦は失敗に終る。

 映画『遠すぎた橋』には、
戦史に忠実にアメリカ製M4シャーマン戦車のバージョンアップ派生型で
イギリス軍仕様の“ファイアフライ”というのが出てきます。

 下の画像は、映画の中のワンシーンです。
 手前の二輌のうち前はM4A3シャーマン(105mm装備)、後のはM4A1E8です。
純然たるファイアフライ戦車ではありません。
『遠すぎた橋』その1

『地球防衛軍』空編:F-104の巻

 先だって、東宝の特撮映画『地球防衛軍』(1957年東宝作品)を御紹介しましたが、
今回は空編をお届けします。やられ役・自衛隊のロッキードF-104J戦闘機です。
1/72 ハセガワ F-104その3
 
 F-104Jは、この映画ではF-86Fセイバーと共に
怪遊星人〈ミステリアン〉の光線であっけなく撃墜されてしまいます。
下はその撃墜されている瞬間です。
『地球防衛軍』F-104

 しかし!東宝『地球防衛軍』は、1957年の作品ですが、
ロッキードF-104Jが自衛隊に正式採用されて日本の空を飛ぶのは、
1962年以降なのですが…。
 いずれ航空自衛隊で採用されることを見込んでの映画出演でしょうか。
東宝スタッフの先見の明あり?ちょっと不思議。

 ハセガワ(長谷川製作所)の製品。マーンキングは百里基地仕様にしました。スケールは1/72。
1/72 ハセガワ F-104

 上から見たところ。
 水につけて浮かすスライドマーク「デカール」が薄くて難儀しました。
1/72 ハセガワ F-104その2


ハセガワ箱絵F-104

(↑)ハセガワ製F-104箱絵
 このキットは既に、もっと出来の良い改訂版のキットに取って代わられています。
 実は、この模型の箱を買ったのは、かれこれ20年近く前のことで、ようやく陽の目を浴びました。

同時上映『サザエさん』

(↑)同時上映は『サザエさん』だったのでしょうか?「八百家塩せんべい」というのも気になる。
…もしそうだとしたら、『地球防衛軍』とどっちが先に上映されたのでしょう?
 観客はミステリアンとモゲラを見た後、どういう気持ちで『サザエさん』を
見たのだろうか?或いは、『サザエさん』を見た後に『地球防衛軍』を鑑賞…。
 ちなみに配役は、サザエ(江利チエミ)、波平(藤原鎌足)、フネ(清川虹子)、
カツオ(小畑やすし)、ワカメ(松島トモ子)。

 東宝の特撮映画を見ていると、我らが自衛隊はゴジラやラドン、モスラの様な
怪獣からにヘンな侵略者まで、決定的な打撃を与えぬものの、自衛隊の奮戦で
怪獣の動きを鈍らせたり、住民を避難させたり活躍しているのが分かります。

 自衛隊は単なるやられ役ではなく、抑止力なのである!

 だけど、『地球防衛軍』でセイバーやF-104が墜落する場面、効果音が
「しゅるるるるるるるるっ、ぱぁん!」とまるで花火と爆竹。
効果音、何とかならなかったのですか?円谷英二さーん!

 効果音と言えば、『ウルトラセブン』でウルトラホークの飛行音は、
このF-104の飛行音を録音して利用されたそうです。

 では、来週もまた見て下さいねー!ウンガ、ゴック、ウゲッ!!

1/35スケール M4A3E8シャーマン“イージーエイト”

 10月に入りました。皆さん如何お過ごしですか?

 今回とり上げるのは、M4A3E8シャーマン戦車“イージーエイト”です。

イージーエイト(1)


 この車輛は、第二次大戦の際の米軍の主力戦車M4シリーズの最終生産型が“イージーエイト”なのですが、A3E8という番号は派生を表しています。
 ちなみにM4シリーズは、全てのタイプで40,000台以上も生産され、
米軍ばかりでなく英国連邦軍を初め各連合国、
戦後は日本や韓国などの衛星国(笑)にも貸与されました。朝鮮戦争でも使用されています。

《主要諸元》
●全備重量 33.7t ●全長 5.88m ●全幅 2.99m ●全高 2.97m
●最高速度 40km/h ●乗員 5名 ●武装 52口径76mm戦車砲×1、
12.7mm重機関銃×1、7.62機関銃×2

 以下、写真と共にうんちくを垂れたいと思います。

富士学校のシャーマン

 上は現存するシャーマン戦車です。
写真は陸上自衛隊富士学校(御殿場市)で1999年に撮影しました。
 M4A3E8は、自衛隊に貸与されて1981年か82年頃まで使用されていたそうな。
 富士学校の駐屯地祭に行った時に初めて見ましたが、小山の様にでかかったです。
 模型製作の資料にとバチバチ写真に写してきましたが、現存するのはこれ一枚でした。
もっとましなのも有ったのですけれど…。

イージーエイト(2)

 この模型は、ハイブリットです(笑)。スケールは定番の1/35。 車体は田宮模型(タミヤ)、
足回りは台湾のAFVクラブ。砲塔は、リアル社のレジン製ガレージキット。
 製作当時、フルキットのプラモデルで“イージーエイト”は発売されていませんでした(今はドラゴンから出てますが)。

M4A3E8の後姿。イージーエイト(3)

 今回、無線用アンテナ、牽引用ワイヤーを付け忘れました…。
 車体番号「225」は、なんと手書きだ!どうだ凄いだろ!と言いたいところですが、
「それで?」と言われそう(^^;)。

 先述の映画『地球防衛軍』にもやられ役で大挙出演しますので、
それに絡めてお話ししようかと思いましたが、それはまた次回と言うことで。
 また実はもう一台ハイブリットなキットを造っておりまして、
次回はそれの写真もお見せしたいと思います。
 

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