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模型造りが大好きなおっさんモデラーと飼い猫のblogです。

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1/72スケール ビーチクラフトC45 【下】
 『硫黄島からの手紙』(06年)に出てきた“ロ式輸送機もどき”について語ります。

                  偽ロ式輸送機

 映画で使われているビーチクラフトC45は、
本来軍用ではなく民間使用の機体を映画の為に特別に塗装した様です。
と、なると型式はC18Sかそれ以降の型のG18Sではないかと思います。

                  ビーチクラフトC45(1)
 
 さて、キットの方はカナダのメーカー、ホビークラフト社製の1/72スケール。
凹モールドがあまく、墨入れを二回やりました。
映画は、ロ式輸送機か一式貨物輸送機を意識している様なのですが、
画像を参考に塗装しました。

                  ビーチクラフトC45(2)

 キットはC45F型なので、映画の機体とちょっと違います。
 その辺、改修せずに造ってしまいました。

 ついでに映画の機体とキットの相違点を列挙すると…。

【1】映画の機体よりキットの方が機首が丸みをおびている。
【2】映画の機体は機体上部のアンテナ類が見あたらない。
【3】同様に映画の機体下部にもアンテナ類が見あたらない。
【4】映画の機体は尾輪に格納カバーが無い(キットには装備)。

 と、なると映画で使われているビーチクラフトC45は初期の型なのでしょうか?

                  ビーチクラフトC45(3)

 塗料はMr.カラーの明灰緑色(中島系)に少しつや消しホワイトを混ぜて色調を抑えたものを
下地にしました。迷彩は暗緑色を使用しています。

 ここで明灰緑色について疑問がわきました。

 実は今、非三菱系の機体を製作中ですが、色指定が明灰緑色(中島系)なのです。
いろいろな資料を見ていくとMr.カラーの明灰緑色(中島系)はちょっと濃い様な気がします。
 今回製作したビーチクラフトC45は、
ロ式輸送機の設定ですと立川航空機がライセンス製造ですし、
一式貨物輸送機だと川崎航空機工業なので、何も考えずに明灰緑色(中島系)を選択しましたが、イメージを先行させて色調を抑えました。
 実際のところどうなんでしょうね?詳しい方、教えて下さぁ~いm(_ _)m。

                  ビーチクラフトC45(4)

 或る方の指摘で気付いたのですが、硫黄島は、本土から1,300㎞も離れており、
ロ式輸送機か一式貨物輸送機では航続距離が足りません。
ですから、実際の栗林中将は船で硫黄島に赴任してきたそうで
 航空機での赴任は映画の演出です。

 ちなみに映画のロケは本物の硫黄島では一日しか行っておらず、
渡辺謙=栗林中将赴任の場面は米国内での撮影です。






完成報告 | 11:39:18 | Trackback(1) | Comments(3)
コメント
戦史に興味があり、たまたま通りかかった者です。
自分は戦史中心で勉強中で、兵器関係はもっと勉強中ですので、良いところを見つけたと思っています。これからじっくり見させていただきます。

栗林中将がどうやって島に来たかは、気になるところで詳しくご存知なのでしょうか?
栗林中将は小笠原諸島にいたと思うのですが、本土に一度帰られたのでしょうか?

勲章の件ですが考証ミスか演出だと思います。
家から出さないもので式典でもつけない場合がありますし、服装も本来ならば略帽で避暑地用のものであったと思います。
2007-12-25 火 03:17:59 | URL | 通りすがり [編集]
通りすがりさんへ
 コメント有り難うございます。
 私も正直、戦史戦記については虫食い状態の知識でしてお恥ずかしい限りです。

 さて、栗林中将赴任の件ですが、これはロ式輸送機もどき=ビーチクラフトC45Fをネットで検索していたときに偶然知った次第でして、小生も
栗林閣下赴任のディティールは存じ上げません。

 一度本土に帰られたという事実はなく、父島からの赴任です。

 余談ですが、バロン西こと西中佐は父島から飛行機で赴任したそうですね。父島には州崎飛行場というのが当時はあったそうで、硫黄島との連絡は空路は必ず州崎飛行場経由の様です。
 勿論、今は小笠原には飛行場はありません。

 つまり

空路:本土→父島(州崎飛行場)→硫黄島
海路:本土→父島→母島→硫黄島

 というルートで硫黄島していたわけです。

 人様のサイトに書いてあった事を検証せずに鵜呑みにしてしまいました。

 ちょっと反省しております。

2007-12-25 火 13:43:00 | URL | 管理者:特務曹長 [編集]
勲章の件
これは明らかに映画での演出です。

 一応、映画の中で軍帽を制帽から略帽に替える場面があり
副官に制帽を手渡しております。

 渡辺謙=栗林中将は、勲章ばかりか参謀懸章まで付けております。
戦地なんだから、初めから略帽&略綬というのが正しいでしょう。

 日本軍の軍装に関して手頃な文献としては
『日本の軍装』(中西立太・著/大日本絵画・刊1991年)
が手頃です。

 コメント有り難うございました。
2007-12-25 火 13:55:56 | URL | 管理者:特務曹長 [編集]
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